【住宅ローン控除】2年目以降に退職したら確定申告ってどうやるの?

ひとりごと

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住宅ローンを組んだら忘れてはいけないのが住宅借入金等特別控除ですね

1年目は確定申告が必要です

2年目以降は、会社に所属していれば会社の年末調整でできます。住宅借入金特別控除申告書兼計算明細書を提出したら終了です

ただ、年の途中で退職し、年内に再就職しなかった場合は会社で年末調整ができません。自分で確定申告をする必要があります

このブログでは私が実際におこなった確定申告の手順を記述しています

税務署の方に教えてもらい申告をしたので間違ってはいないと思いますが、心配な方は申告書作成の画面で「印刷して提出」を選んで作成し、税務署に持って行って確かめてもらってくださいね

また、収入や所得控除などの入力をする手順はこちらには載せていません。あくまでも2年目以降の住宅借入金特別控除の入力方法を書いています

確定申告のやり方そのものが分からないという方はこちらのページを参考にしてみてくださいね

国税庁 パソコンやスマホで申告書等を作成する場合の利用方法

私の基本情報

  • 自宅を新築し、令和2年2月から住み始めた
  • 令和2年分=住宅借入金特別控除1年目である
  • 令和3年9月に退職。年内に再就職せず、令和3年分(2年目)は確定申告が必要となった

準備するもの

・前回の確定申告書の控え

・税務署から送られてきた封筒に入っている給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書兼計算明細書の本年分(以下、ここではこれを計算明細書と呼びます)

税務署から送られてきた封筒
2年目〜13年目分まで入っています!

・金融機関から送られてきた住宅ローンの年末残高等証明書

・その他、確定申告に必要な書類

(源泉徴収票・社会保険料控除証明書・生命保険や地震保険の控除証明書・あればふるさと納税寄付金受領証明書や医療費の領収証など…)

・還付金を振り込んでもらう金融機関の通帳など

・免許証やマイナンバーカードなど

計算書の書き方

1年目の確定申告書を何枚かめくってみて下さい

同じような計算明細書があると思われます

その、居住用部分の家屋又は土地等に係る住宅借入金等の年末残高という項目を見てください

本年分の計算明細書と同じような項目ですよね

昨年のこの欄を参考にしながら、今年の計算書を書いていきましょう

えんぴつ書きでOKです

住宅借入金等特別控除申告書兼計算明細書
計算明細書は鉛筆書きで大丈夫!

の欄、まずローンの年末残高を、金融機関から送られてきた年末残高等証明書を見て書き写します

住宅のみ・土地のみ・住宅及び土地 この中から自身に当てはまる所に書き入れましょう

の欄、我が家は主人とペアローンを組んでおり、持分が 2分の1 (50%)ずつです。これは1年目に申告してあるのであらかじめ計算書に印刷されていました

私と同じように持分が50%の方は①の50%の金額、つまり年末残高を2で割った額を書きます

1人でローンを組んでいて、100%の人は①と同じ金額を記入します

、②と(ロ+ホ)又は(ホ+リ)の少ない方を書きます。このカタカナの部分は計算明細書の下の年末調整のための〜控除証明書のにありますよ

、居住用割合も1年目に申告しているので既に書いてあると思います。うちは事業などをやっていないので100%で、③と同じ額を書きます

、④の額を記入

⑤の右側に、年間所得の見積額が3,000万円を超える場合は控除の適応がありませんと書いてあります。ご自分の所得を確認してください

⑤の金額に1%をかけ、10円と1円の部分は切り捨てます

この⑧の金額が、「住宅借入金等特別控除の額です

会社員の方は、この計算明細書を会社に出して年末調整を受ければ確定申告は不要、これで終わりです。お疲れ様でした(生命保険の控除証明等も一緒に出すのをお忘れなく!)

私のように年の途中で退職し、年内に再就職しなかった人はまだ続きがあります



確定申告の手順

国税庁のホームページから確定申告画面に入り、収入や所得控除の入力までを済ませてください

やり方が分からない方はこちらの記事が参考になると思います

国税庁 パソコンやスマホで申告書等を作成する場合の利用方法

所得控除まで入力し終わったら税額控除・その他の項目の入力画面になります

住宅借入金等特別控除の右側にある 入力する をクリック

確定申告・入力画面

住宅の取得形態等の選択で、控除額の計算が済んでいるにチェックを入れる

住宅の取得形態は控除額の計算が済んでいるにチェックを入れる

住宅に居住を始めた年月日を入力します。分からない場合は1回目の確定申告の計算明細書(名前のすぐ下のあたり)や、本年用の計算明細書(用紙の左下あたり)に記載されていますので確認してみてください

入力したら次へ進むをクリック

この控除の適応を受けるのは、今年で2回目以降ですか?→はいを選び、次へ進むをクリック

適応を受ける控除の選択…

うちは普通の家なので住宅借入金等特別控除(控除期間:10年間又は13年間)です。認定住宅にあたる方はご自身で分かっておられると思います。うちは該当しません

適用を受ける控除の選択画面

消費税が8%で計算されたものか…はい・いいえを選ぶのですが

自分がどっちか分からなくなった方は、1年目の確定申告の計算明細書を出してください

家屋の取得対価の額又は増改築等の費用の額に課されるべき消費税額等に関する事項の下にかなり小さい文字

なし又は5%・8%・10%という字があり、該当する四角の欄に◯が入っています

ここを見れば何%の税率かが分かります

※8%か?という問いで、いいえを選択すると、10%か?という問いが出てきます

その下の、住宅借入金等特別控除の入力欄に、先ほど計算明細書を使って計算し出てきた控除額を入力します

次へ進むをクリック

入力内容の確認画面が出ます

間違いがなければ次へ進むをクリック

税額控除・その他の項目の入力画面に戻ります

以上で住宅借入金等特別控除2年目以降の入力手順は終了です

他に入力するものがなければ入力終了をクリックしてください

計算結果確認の画面が出てきて、還付される金額が表示されます

この後に振込先の口座や名前・住所等を入力する画面となります

まとめ

住宅ローンを組んで家を建てる時点で、ほとんどの人が今の仕事を当面続ける予定ですよね

でも人生何があるか分かりません。

2年目以降に退職して、会社で年末調整をしないことも、もしかしたらあるかもしれません

ネットで検索すると、1年目のやり方や、2年目以降は会社でできますよーって記事はたくさんあるのですが

2年目以降で、自分で確定申告をする場合の情報が少なくて困りました…

自分のために記録しておこうと思って書きましたが、誰かの役に立てると尚良いです

慣れないことだらけで頭が痛いと思いますが

税額控除はメリットが大きいので、必ず申告しましょう!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました🍀



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