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世界中に60万頭いると言われている、日本の天然記念物「柴犬」。
笑ったような愛くるしい顔立ちが魅力の、日本犬の中で唯一の小型犬です。
飼い主さんが「うちの子が一番!」と思う気持ち、よーく分かります!
そんなかわいい我が子にも、親犬がいて祖父母がいて……
もっともっと辿っていくと、現在の柴犬のルーツになったワンちゃんがいます。
それがかつて島根県にいた「石号」です。
ご先祖様である「石号」がいなかったら、かわいい我が子とは会うことができなかった。
そう考えると、ご先祖様に感謝の気持ちを伝えに行ってみたくなりませんか?
この記事では、全国から多くの柴犬好きさんが訪れている島根県益田市にある「柴犬の聖地」をご紹介します。
柴犬のご先祖様は島根県出身
現在の柴犬の元祖となるワンちゃんは、実は島根県出身なんです!
現在の島根県益田市美都町で生まれた「ハチ」と呼ばれる石見犬(石州犬)が、柴犬の元祖だと言われています。
ハチは、日本固有の犬種の保存のため、昭和11年に東京へ山出しされ、「石号(」と呼ばれるようになったそうです。(以下、石号と呼びます)
その後石号は、東京で子孫を残します。その子どもたちもまた子孫を残し、それぞれが流行病をのがれ、混乱する情勢の中を生き抜いたおかげで現在の柴犬たちがいるのです。
柴犬の先祖をもっと知りたい人は島根へ
柴犬の先祖である「石号」を知りたい方は、島根県益田市美都町にある「石号記念館」を訪れてみるのがおすすめ!
ここ「石号記念館」がある場所は、柴犬の元祖「石号」が生まれた生家なんです!
今は誰も住んでおらず、空き家になっています。家には「石号記念館」が併設され、石号の石像とルーツがわかるさまざまな資料が展示されています。
石号の生家「石号記念館」へのアクセス
石号の生家「石号記念館」へのアクセス方法はこちらです。
島根県益田市美都町板井川252
萩・石見空港内でレンタカーを借りて、車で45分
公共交通機関での来所は難しいです。バスだと美都温泉湯元館まではいくことができますが、そこからの交通手段がありません。美都温泉湯元館から徒歩だと約1時間もかかります。タクシー会社は美都町内には無いそうです。もしタクシーで行くなら、益田市内からずっと乗っていかないといけません。
ただし、美都温泉湯元館にはもうひとつの石号の石像があります! 生家までは行けないという方も、バスで美都温泉湯元館を訪れ、石号に感謝の気持ちを伝えてみるのはいかがでしょう!
美都温泉 湯元館
島根県益田市美都町宇津川ロ630-3
0856-52-2100
https://mito-onsen.com
萩・石見空港から車で35分
石見交通バス:JR益田駅から美都温泉・二川行きで約45分
バス停「美都温泉前」で降りてすぐ
柴犬の先祖へ感謝を伝えるノート
柴犬の元祖『石号』の生家に建てられた「石号記念館」。ここには、石号記念館を訪れた人が記帳していくノートが置いてあります。中を見てみると、
「東京都から来ました。(自分の愛犬に)出会わせてくれてありがとう!」
「神奈川県から来ました。ありがとうございます」
ここを訪れた全国の柴犬好きな方々が、「石号がいたおかげで愛犬に出会えた」と感謝の気持ちを綴っているのが見て取れます。皆さんもぜひ、石号への思いを伝えてみては。
↓旅行の予定をたててみる↓
石号の石像のマル秘情報
島根県益田市美都町にある石号記念館を訪れた方々は、石号の石像と一緒に写真を撮るのが定番。隣に愛犬を並べて撮る人も。
でも、石像の楽しみはこれだけではありません。実は、石号の石像には「石」という字が掘ってあるのだとか。「石」の字を見つけると強運を得られるとの噂。理由は、石号やその子どもたちが、感染症や混乱する情勢の中を生き延びてきたことから。せっかく生家を訪れたのだから、ぜひとも「石」の字を見つけて強運にあやかりましょう!
美都温泉湯元館の石号の像にも「石」の字が隠されています。見つけてもSNSなどでバラさないでくださいね〜。
柴犬の祖先がみた景色とは
柴犬の祖「石号」が暮らした場所は、少し高台にあります。
ここからの景色は古き良き日本の原風景が残っているよう。石号が見た景色と大きく変わらないのではないかと思うほど、長閑で気持ちの良い場所です。
石号記念館の下の広場には駐車スペースがあり、トイレも整備されているので安心して訪れることができます。
柴犬の聖地を目指す旅におすすめの曜日がある!
柴犬の聖地を目指して島根県益田市へやって来るなら、この曜日を狙ってきてほしい。そんなおすすめの曜日があるんです。
それがこちら
・毎月第1土曜日
・毎月第3日曜日
この曜日がおすすめな理由は、「萩・石見空港」でかわいい柴犬たちが出迎えてくれるイベントが開催されるからです!
「NPO法人 日本犬益田柴犬育成会」に所属の柴犬たちと飼い主さんを中心としたボランティアの皆さんが、朝の便の到着(10:15頃)に合わせて、到着出口の前にズラリ!
運が良ければ、かわいい赤ちゃん柴(子犬)がきてくれる日に当たるかも。
10:15着の飛行機から降りてきたお客様をお出迎え!赤・黒・白など毛色も様々な柴犬ちゃんに「カワイイね〜!写真とってもいいですか?」とあちこちから聞こえてきます。
誰もが思わず笑顔になり、柴ちゃんたちも撫でてもらって嬉しそう!
こんなキュートなお出迎えがある空港は日本で、いや世界でここだけ!
羽田空港から島根を目指す柴犬好きさん、せっかくなら毎月第1土曜日か第3日曜日の8:40発の便を利用して、島根県の萩・石見空港へ降り立ってみては。
飛行機を利用されない方も、この曜日・時間に萩・石見空港へ行けば、柴犬ちゃんたちと触れ合いを楽しむことができます。
柴犬の聖地にあるおすすめのレストラン
お食事処 ゆずのき
美都温泉湯元館のすぐ隣りにあるレストラン。
柴犬好きな方にぜひ食べてほしいのが「強運コロッケ」!
柴犬の祖先である「石号」と、後に石号のパートナーとなった黒柴の「コロ」にあやかった、茶色と黒色のコロッケです。
石号の毛並みがばりばりしていたことから、茶色のコロッケには粗挽きのパン粉を用いてバリバリ感を表現。一方、コロは黒柴だったので、竹墨を使い真っ黒なコロッケに。
石号は島根県益田市で暮らしていた頃、猟犬として活躍していたのだとか。そんなルーツもあり、コロッケの中にはイノシシの肉が使われているそう。なんともこだわりが満載のユニークなコロッケ!
「石号の里定食」にすれば、ご飯やお味噌汁、小鉢などもついてきますよ。
お食事処 ゆずのき
島根県益田市美都町宇津川ロ630-3
定休日:毎週水曜(祝日の場合は営業)
https://mito-onsen.com/pages/175/#block1861-2148
自販機のお店 風花
益田市はレトロブームで人気の『うどん自販機』が多い街です。
NHKの番組『ドキュメント72時間』の取材もやってきた、うどん自販機の聖地。
萩・石見空港やJR益田駅から車で石号の里を目指し、国道191号線を走っていると、右手にあるのが『自販機のお店 風花』さん。うどん自販機が1台、現役で稼働しています!
自販機をあなどるなかれ。中身は店主の『ごせさこさん』が、愛情を込めて手作りしています。
メニューはラーメンと肉うどん。肉うどんは島根県内のうどん自販機で最安の300円!
コインを入れてボタンを押すと、たった25秒でアッツアツのうどんが出てくるので驚きです。
ごせさこさんさんにお話を聞きました。
「いっぱい補充して置いておくと麺が乾燥しちゃうから、ちょくちょく様子を見にきては補充しています。だけど、この近くで道路工事があったりすると、作業員の方がたくさん食べてくれて、思いがけず売り切れになっちゃうことも。値段の設定は自分じゃ変えられないから300円なの。いつか自販機が故障したら、その時は『オアシスの田中さん(※)』に頼んで、値段を変えてもらおうかしらって思ってる(笑)」(ごせさこさん)
おっとりと可愛らしいごせさこさん。実は手作りの肉巻きおにぎりも絶品で、見つけたら買っておかないとすぐに売り切れちゃうのだとか!
柴犬の聖地を訪れる際は、ぜひ『自販機のお店 風花』にも立ち寄って、レトロ探訪も楽しんでくださいね。
自販機のお店 風花
島根県益田市大谷町
萩・石見空港から車で15分
国道191号線沿い
※「自販機コーナーオアシス・田中健一さん」は、島根県西部と山口県にあるうどん自販機の修理を一手に引き受けている「神」と呼ばれるお方。詳しくはこちら↓
柴犬の先祖が生まれた益田市に泊まる
『美都温泉 旅館吾妻屋』はワンちゃんの宿泊もOKな旅館です。
美都温泉湯元館の前の川を越えてすぐの場所に位置しています。
看板犬の柴犬『ナナちゃん』がいるそうですよ!
柴犬のご先祖様が暮らした島根県益田市の、美都温泉を源泉としたお風呂が楽しめる旅館に、愛犬と共に泊まってみてはいかがでしょう。
美都温泉 旅館吾妻屋
島根県益田市美都町宇津川ロ687-6
予約・お問い合わせ 0856-52-2620
http://mitoadumaya.com
柴犬のルーツがある島根県益田市
柴犬の先祖『石号』の誕生日である11月2日には、美都温泉湯元館で毎年イベントが行われています。
フジテレビ系列の『坂上どうぶつ王国』でも紹介された、萩・石見空港の「柴犬によるお出迎え」も、一度は体験したいところ。
萩・石見空港での柴犬ちゃんによるお出迎えは
毎月 第1土曜日と第3日曜日 10:15着の便に合わせて開催
柴犬好きな仲間とオフ会旅行で来ても楽しいし、きっと良い思い出が作れるはず。
柴犬推しなら、一度は島根県を訪れてみてはいかがでしょう。
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